食品ロスの約半分はビジネスから、残りの半分は家庭から排出されています。 bananaq (バナナキュー) は、事業系と家庭系の食品ロスを包括的に削減したいと願い活動を始めました。 


家庭では、買いすぎや贈答品が食べきれないなどの理由で廃棄されている食品があります。 

助け合いの精神で余剰食品を必要としている人にシェアすることで、食品ロス以外にもごみ問題や貧困問題などさまざまな社会問題を解決し、より健全な社会作りができると信じています。 


bananaqはフードシェアリングを2つの方法で行います。

個人のユーザーに参加いただく「シェア&リワードプログラム」と、企業や団体とパートナーを組み実施される「フードドライブ」です。


①シェア&リワードプログラム


シェア&リワードプログラムは、bananaqの購入者アカウントをご利用のユーザーのご自宅まで訪問し、余った食品を無料回収します。ただし、回収作業の効率等の理由から、ユーザーの居住地、bananaq利用頻度などによりユーザーにオファーを出します。家庭で余った食品をシェアしたいユーザーの中で条件が合う場合のみ回収が行われます。


食品の回収とシェアが完了すると、bananaqのショッピングサイトで利用できる割引券が付与されます。

bananaqでは意識と行動を変えることで社会問題が解決できると信じています。そのために無料で自宅を訪問し、個人の寄付に金銭的な報酬を与え、より簡単に積極的に活動に参加いただけるよう、全国で初めての取り組みを導入しました。


シェア&リワードプログラムは、2021年10月末以降に静岡県を中心に一部の地域で実証実験を行い、その後、全国展開を予定しています。


フードドライブ

2つ目のフードドライブは、CSRやSDGsなどに取り組みたいと考える企業とフードバンクなどの支援団体をマッチングし、フードドライブに参加していただく活動です。

従業員が持ち寄った余剰食品を企業が回収し、支援団体まで配達または配送していただく活動です。


シェア&リワードプログラムとフードドライブの活動により収集された食品は全て寄贈され、フードバンクなどの支援団体を通じて必要な人にシェアされます。

全てのユーザーはシェアする食品の情報をアプリで個々に入力するため、慈善活動への参加が可視化できます。


食品ロスやそれに関わる社会問題は、行政や国際レベルでの活動だけでは解決が難しいと思っています。私たち一人一人の意識と行動を少し変えるだけで、より良い社会にできると信じています。